【レビュー】elfo ゴールドフィルターのコーヒー味覚テスト【エルフォ KF2】Swiss gold [生活用品]
コーヒーがおいしくなると評判のゴールドフィルターを試してみました。コク 濃厚 旨み 味わい
フィルター 純金
我が家ではコーヒーショップで豆を買い、手でゴリゴリと挽いてからコーヒーをいれています。ずっとペーパーフィルターを使っていましたが、妻が「ゴールドフィルターを試してみたい。」というので、通販で購入してみました。
このフィルターの特徴は、「コーヒーが本来持っているコク、旨みを引き出す」というもの。さっそくコーヒーを入れてみました。
豆は中挽き。細挽きにすると網目を通って微粉が抜けてしまいます。
網目とコーヒー粒。
我が家は、やや酸味の強いコーヒーにミルクを入れて飲む、というスタイル。
フィルターだけを変えて味を比較してみたところ、明らかに味が変わりました!
あえて言葉にすると、 コクがあり、やわらかな味 という印象。同じ豆とお湯の量で入れても、ゴールドフィルターに変えると味が濃くなったように感じられます。「コーヒーってこういう味だったんだ!」と驚かされました。
ペーパーフィルターと違ってコーヒー豆の脂分(コーヒーオイル)が通過すること、またお湯の透過時間が短いために酸味が出にくいことなどが、このような味の違いにつながっているようです。
また、ペーパーフィルターはコーヒーのアロマ成分の一部を吸着してしまうため、アロマ成分をすべて通過させるゴールドフィルターと比較して味が薄くなる点は間違いないものと考えられます。(使用後のペーパーフィルターをお湯につければ、茶色の液が出てくるので簡単に確認できます。)
ネットのレビューをいろいろと調べてみると、ゴールドフィルターが気に入ってペーパーフィルターから変える人と、ペーパーフィルターに戻ってしまう人に分かれる様子。
我が家ではペーパーフィルターはお蔵入りしてしまい、ゴールドフィルターが常用のフィルターになりました。
◎ ゴールドフィルターでおいしいコーヒーを入れる
美味しいコーヒーの入れ方 入れ方 方法 coffee 粗挽き 細挽き
ドリップ式コーヒーの入れ方のセオリーに従ってコーヒーをいれています。
上の動画を見て分かるように、お湯を注いでからワンテンポ遅れてチョロチョロと抽出されたコーヒーがポットに落ちています。
美味しいコーヒーの淹れ方:粉全体にお湯が行き渡るようにサッと粉にお湯を浸したら、そのまま1分ぐらい待ちます。すると、泡が出てくると同時に、粉全体が膨らみます。(蒸らし)蒸らしが終わったら、中心部分に「の」の字を描くようにゆっくりとお湯を注ぎます。周辺部分の粉の盛り上がりが崩れないよう、中心部分にのみ、細いお湯の筋をなるべく粉面に近いところから入れるのがポイント。粉に近いところからお湯を注ぐことで、空気の混入を防ぎます。
●コーヒーの微粉についてコーヒーのカス
ゴールドフィルターの記事を調べると、カップの底にたまった微粉に関する議論が目につきます。
カップの底に残ったコーヒーの微粉
ネットのレビューを見ると、気にする人には気になるようですが、我が家ではそれほど気になりません。これもコーヒーのおいしさのエッセンスと思っています。
【ゴールドフィルターのフィルター観察】 メッシュ 大きさ
マイクロスコープを使って、フィルター網目を測ってみました。
フィルターの拡大写真。斜めのスリット状。
0.5mm幅の定規と一緒に撮影した写真。
スリットは幅が約0.1mm、長さが3.2mmでした。
0.1mmの微粒子は指先でこすった際にツブツブ感を感じるか感じないか・・・のギリギリの大きさになります。
製品に同梱されている説明書。
コーヒーの入れ方についての解説があります。
箱に記載されているお手入れの方法。
普段は熱いお湯で洗い流すだけでOKです。
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2010-11-23 11:48