【調査】ゲルダ・タローと岡本太郎:ふたりの関係は?【タロー&キャパ展】 [デジカメ]
1985年、リチャード・ウィーランがロバート・キャパの詳細な伝記を発表。
沢木耕太郎が翻訳して1988年に「キャパ その青春」と「キャパ その死」の2冊を出版。
この本には「原注・訳注・雑記」と題して解説が掲載されており、本文と並んで興味深い内容となっています。
本文中には、ゲルダ・タローの命名について「その名前はパリに住む日本人の若い画家、岡本太郎から借りたものだった。」と書かれています。
沢木耕太郎による雑記の変遷
ハードカバーの初版(1988年)では、ゲルダ・タローの命名の経緯について「岡本太郎に会って、このいきさつをもう少し詳しく聞きたいと思っている」と書かれていました。
ところが、文庫版(2004年)では、この一節が削除されています。
果たして沢木耕太郎は岡本太郎に会って話を聞いてみたのでしょうか?
あるいは会ってもらえなかったのでしょうか?
なお、岡本太郎は1996年1月に亡くなっています。
この伝記では、ゲルダとキャパが恋に落ちた1935年夏の出来事について、このように書かれています。
・・・ゲルダとウィリー・シャルダックと彼の医学校時代からの友人であるレイモン・ゴランに会うためにカンヌに行った。ゲルダとシャルダックとの関係はすでに恋人から友人へ変化していた。
彼ら四人は、合流すると、カンヌから数マイル離れたレランス群島にあるサント・マルグリット島に行った。そこは、美しく、人もまばらな島で、かつて『鉄仮面』のモデルになった人物が幽閉されていたといわれる牢獄があった。彼らは荒れ果てた塔の近くでキャンプをし、イワシの缶詰を食べながら原始的な生活を送った。日光浴をし、泳ぎ、廃墟を探検した。アンドレとゲルダが本当に恋に落ちたのは、その夏のことだった。(「キャパ・その青春」(文庫版)P.156)
沢木耕太郎の雑記では、丸山熊雄の『一九三〇年代のパリと私』の中に、「マントンにて」というキャプションがついた海水浴の写真があり、そこにキャパの友人だった井上清一と岡本太郎が写っているとあります。(マントンはカンヌから東へ40kmのリゾート地)
これより、「このような友人関係の中で、キャパがゲルダや岡本太郎と出会うのは、むしろ自然といえる。おそらくは、たむろするカフェも似たようなところだったのだろう。」と推測しています。
別のサイトには同じ本の解説があり、丸山、川添、岡本がカンヌで夏休みを過ごしたのは「昭和10年のこととされている」とあるので、ちょうど1935年の夏・・・すなわち、ゲルダとキャパが恋に落ちた夏に、パリ在住の日本人たちもカンヌに来ていたことが裏付けられています。
<関連サイト>
・「崩れ落ちる兵士」(Wikipedia)(ロバート・キャパ撮影の写真:マグナム・フォト)
2013年2月3日にNHKで放送された沢木耕太郎 『推理ドキュメント 運命の一枚 ~"戦場"写真 最大の謎に挑む~』の推理も紹介されています。
・ 「ゲルダ・タロー」関連の写真検索(マグナム・フォト)
⇒ サイト右上のボックスに「Gerda taro」と入れて検索すると、写真が出てきます。
・ ゲルダ・タロー(Wikipedia)
・ 岡本太郎(Wikipedia)
・ ロバート・キャパ(Wikipedia)
・2018年8月1日のGoogleのトップロゴには、生誕108年記念としてゲルダ・タローがピックアップされました。
ロバート・キャパの本 ロバート・キャパの写真集 ゲルダ・タローに関する本
<Amazon>
キャパの伝記の2冊目。ゲルダ・タローが亡くなった時の様子が詳しく描かれています。
キャパの伝記の1冊目。生い立ちから「崩れ落ちる兵士」を撮影した頃まで。
キャパの伝記の3冊目。キャパの死まで。
週刊プレイボーイに連載されていた岡本太郎の人生相談。ゲルダ・タローとの出会いと別れが紹介されています。強烈な岡本太郎の主張をお楽しみあれ!TARO Okamoto
キャパといえばこの本。脚色が多い内容だということを後になって知りました。
たくさんの写真と解説記事が楽しめる一冊。キャパファンには必携!
キャパの写真集。沢木耕太郎が解説を書いています。
キャパが最後に使用したカメラは「ニコンS」
「崩れ落ちる兵士」について検証した本。写真の謎解きを楽しめます。
コルトバ郊外:セロ・ムリアーノ:エスペホ ライカ・ローライフレックス
【レビュー】東芝:ハイスペックなSDカードは日本製! [デジカメ]
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ある日、デジカメの撮影後、画像をチェックしてみたところ「この画像は読めません」とエラー表示が・・・
どうやらSDカードの故障のようです。
幸い、身近な風景を撮影中だったのでショックを受けることはありませんでしたが、これが海外旅行中の記念写真だったとしたら、大ショックになるところ。
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・今回購入した製品
東芝 SDHCカード 16GB 日本製 クラス10 TOSHIBA Class10 海外向パッケージ品
- 出版社/メーカー: 東芝
- メディア: エレクトロニクス
TOSHIBA SDHCカード 32GB Class10 SD-T32GR6WA2 (海外向パッケージ品)
- 出版社/メーカー: 東芝
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【レビュー】Canon PowerShot S95 を買いました [デジカメ]
デジカメは欠点ばかり デジカメの選び方 JPEG RAW
我が家の小さな子どもたちを室内で撮影するのに最適なカメラを探した結果、キャノンの「パワーショットS95」を選びました。
室内撮影については、古いデジカメと比較してノイズ低減効果が非常に高いことを確認しました。
( → 画質検証のページ )
ここではカメラの外観について紹介します。
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【レビュー:子どもの撮影】Canon PowerShot S95:画像技術の進化に驚き! [キャノン パワーショットS95] [デジカメ]
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我が家で子どもの撮影のメインに使っているデジカメは、パナソニックのFZ38。
このカメラは画質や動画の撮影性能が高いものの、少し大きいので持ち歩きに不便なのが欠点。
そこで、コンパクトなサイズで主に室内で遊ぶ子どもを撮影するのに最適なカメラを探すことにしました。
コンパクトサイズのカメラは以前持っていたのですが、室内で撮影するとノイズが乗った汚い色が出てしまうのであまり使いたくありません。コンパクトデジカメは暗い室内で撮影しようとするとISO感度を高める設定に切り替わってしまい、これがノイズの出る原因となるためです。
。。。
ネットの情報を調べた結果、キャノンのPowerShotS95が目的に合っていると判断。モデルの切り替え時期が近いためか、値段がじゅうぶん下がっていたので、近くのカメラ店で残っていた在庫の最後の一個を購入。
実際に使ってみると、ISO感度が高い状態でもノイズが乗りにくく、画面全体がすっきりしています。以下、手持ちの古いデジカメと画質を比較してみました。
室内 くらい 暗い部屋 ノイズ 汚れ きたない 色 ボツボツ ムラ 補正 DIGIC
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【室内撮影時の画像比較】
このカメラはCCDの1000万画素のCCDを使っています。そこで、同じく1000万画素の手持ちのコンパクトデジカメ(Casio EX-Z1000:2006年5月発売)と、室内撮影時の画像を比較してみました。
それにしても、デジカメの技術の進化には驚かされました
デジカメ こども 子ども 子供 撮影 おすすめ コンパクトデジカメ デジタルカメラ ペット 室内 動く 動体 フラッシュ 影 ストロボ 手ぶれ 被写体ブレ ISO 感度 アップ ノイズ 目立つ
雰囲気を出すために、ストロボを使用しない。ノイズはCCDサイズが小さいほど発生しやすい。
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・関連サイト
・Canon Power Shot S95(プレスリリース)
デジタルカメラ 子供撮影術 デジカメ選び 購入 ポイント子供を撮るにはどんなカメラがお勧めですか
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・ 1画素当たりのCCDが大きなコンパクトデジカメ
Panasonic デジタルカメラ ルミックス ブラック DMC-LX5-K 1010万画素 光学3.8倍ズーム 広角24mm 3.0型液晶 F2.0バリオ・ズミクロンレンズ
- 出版社/メーカー: パナソニック
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OLYMPUS デジタルカメラ XZ-1 ブラック 1000万画素 1/1.63型高感度CCD 大口径F1.8 i.ZUIKO DIGITALレンズ 3.0型有機ELディスプレイ XZ-1 BLK
- 出版社/メーカー: オリンパス
- メディア: エレクトロニクス
【無料でデジカメ動画編集】mov形式の動画を「windowsムービーメーカー」で編集する [デジカメ]
Quicktime形式の動画ファイルをwindowsムービーメーカーで編集!無料でダウンロードできるソフトを紹介。
「windows ムービーメーカー」はウインドウズに標準で添付されている動画編集ソフト。ハンディカムで撮影した動画をパソコン転送して編集するのに便利なので、頻繁に使っていました。
しかし、デジカメで多く採用されている動画形式(mov:Motion JPEG)に対応していないため、デジカメで撮影した動画はAppleの「Quicktime Pro」の編集機能を使って簡単な動画の切り貼りを行う程度でした。
2009年8月に提供が開始された「Windows Live ムービーメーカー」(無料でインストール可能)を使うと、mov形式のファイルを読み込んで編集できることが分かったので、さっそくインストールして使ってみたものの、あまりにも使いにくいことが判明
そこで、「Windows Live ムービーメーカー」を動画ファイルの変換のみに使用し、変換したファイルを「Windows ムービーメーカー」で編集できないか試したところ、画質をほとんど劣化させることなく編集可能であることが分かりました
以下に手順を紹介します。
【Windows Live ムービーメーカー】インストールのページ
※「Windows Live ムービーメーカー」はWindows XP またはそれ以前のバージョンの Windows では利用できないとのことです。
・・・
【mov形式動画の編集手順】
①mov形式のファイルを「windows live ムービーメーカー」に読み込む。
②wmv形式に書き換えて出力。
③wmv形式に変換したファイルを「windows ムービーメーカー」に読み込んで編集。
④wmv形式で出力。
ムービーメーカーではmov形式の出力ができませんが、YouTubeにアップロードしたり、ウインドウズのパソコンで再生できる動画を簡単に作成するという目的であれば、画質の劣化が少なく、おすすめですよ~
【動画編集の実際】
「相馬野馬追」をコンパクトデジカメのハイビジョン画質の動画(mov形式)で撮影したファイルを使った編集例を紹介します。
動画設定:ハイビジョン画質【「Motion JPEG」[HD]設定(1280×720画素:30コマ/秒)】
撮影に使用したデジカメ(パナソニックFZ-38)
1.「windows live ムービーメーカー」によるファイルの読み込み
ムービーメーカーによるmov形式ファイルの読み込み
live ムービーメーカーを立ち上げた画面
「ビデオおよび写真の追加」をクリック > ファイルを選択 により、動画ファイルを読み込みます。
↓
動画ファイルを読み込んだ画面
このまま何も編集せずに、wmv形式の動画ファイルを出力します。
左上の青いボタンを押して「ムービーの保存」を選ぶと、ファイル出力の選択肢が出てきます。
ファイル出力選択画面
選択画面に出てくる設定以外に、「カスタム設定」も選べます。(「推奨される設定」タブの一番下にあります)
「カスタム設定」の画面
オリジナルの動画に合わせて、幅1280ピクセル、高さ720ピクセル、フレームレート30fpsに設定。ビットレートは任意に設定できますが、25000Kbbs(=25Mbps)にしました。
342Mbのmovファイルに対して、ファイル出力の設定を変えて変換した際のwmv形式ファイルの容量は以下のようになりました。
① 高解像度ディスプレイ用(1920×1080ピクセル) 268MB
② Zune HD(720pディスプレイ用)(1280×720ピクセル) 136MB
③ 上記のカスタム設定(1280×720ピクセル、25Mbps) 278MB
→③の カスタム設定 のファイル容量が最も大きくなったので、このファイルを使って次のステップ「windows ムービーメーカー」による編集を行います。
以下の写真は、再生ソフトの表示画面(編集前と編集後)です。
画質に関して極端な差は感じられません。
◎オリジナルの動画(Quicktime)
◎カスタム設定で出力した動画(Windows Media Player)
2.「windows ムービーメーカー」による編集
カスタム設定で作成したwmv形式のファイルを「windows ムービーメーカー」に読み込んで編集します。1.で使った「windows live ムービーメーカー」とは別のソフトですので、ご注意!(名前がまぎらわしいですよね~)
「windows ムービーメーカー」で編集中の画面。タイトルを挿入し、動画に「フェードイン」「フェードアウト」の効果を追加。
「ムービーの発行」を押して、「このコンピュータ」 > 名前をつけ、保存先を指定 > ムービー設定を選択 により、新たな動画ファイルを作成します。
ムービー設定と動画のサイズの関係は以下のようになりました。
④コンピュータの最高の品質で再生(推奨)(1280×720ピクセル) 112MB
【以下、「追加の設定」画面から選択した設定】
⑤Windows Media HD 1080p(1440×1080ピクセル) 92.2MB
⑥Windows Media HD 720p(1280×720ピクセル) 69.6MB
→推奨されている「コンピュータの最高の品質で再生」設定の容量が最も大きくなりました。
【編集した動画のご紹介】
編集前後の動画をYouTubeにアップロードしてみました。オリジナルファイルと比較してファイル容量が1/3(342MB→112MB)に縮小しているものの、解像度低下や画像の荒れといった画像劣化はほどんど分からない、という印象です。
【オリジナルの動画(342MB):mov形式】
【windous ムービーメーカーで編集後の動画(112MB) wmv形式】
今回、動画を撮影したデジカメではハイビジョン画質として「AVCHD Lite形式」の撮影も可能です。残念ながら、「windows live ムービーメーカー」では読み込むことができませんでした。最近のデジカメで採用されつつある「AVCHD形式」のファイルであれば読み込み可能なようです。
【2011/11/19 追記】
・・・
◎MacBook Airにインストールされている『iMovie』でHD動画を編集
〜MacならMOV形式のファイルでもそのまま編集可能〜
ウェブ閲覧や動画編集用のパソコンとしてMacBook Airを導入してみました。
Macには動画編集ソフト『iMovie '11』が標準でインストールされています。
MOV形式の動画はクイックタイムムービー(Quick Time Movie)の技術をベースにした動画形式。Quick Timeを開発したのはアップルですので、Macのパソコンとの親和性が高いのは当然。
よって、デジカメで撮影したMOV形式の動画ファイルでもそのまま読み込んで編集できます。なお、デジカメで撮影したAVI形式の動画でもiMovieで編集OK。
こちらの方が上で紹介したウインドウズのパソコンよりも動画の読み込みや編集がスムーズで、メモリやCPUにも余裕があるためか動作がとても安定していることから、最近ではもっぱらマックのパソコンで動画を編集するようになりました。
特に「MacBook Air」はハードディスクにSSDを採用していることもあり、動画編集中にありがちな「フリーズ」や「もたつき」がほとんどなく、ストレスを感じないことが気に入っています。
Windowsのムービーメーカーでテストしたのと同じ条件で動画を作成したところ、オリジナルが342MB→編集後にHD形式で出力後は121MBとなりました。
【関連リンク】
・Windows ムービーメーカーの概要(microsoftのHP)
・Windows ムービーメーカーの概要(microsoftのHP:XPバージョン)
【当ブログ内の関連記事】
・ 【レビュー】HDMI変換アダプターでMacbookAirの画面をテレビに表示!
→Macをデュアルディスプレイ化して大型液晶テレビで再生できます。圧倒的な迫力!
・ 【調査】MacBook Airの起動と動画編集はなぜ速い? 〜SSDの効果を検証〜
・【レビュー】Mac Book Air 13inchモデル(mid 2011)を買いました&おすすめの解説本
・【無料ソフトで録音ファイルを編集】サウンドエンジンによる音量調整
Windowsの標準プリインストールソフト「Windows Live ムービーメーカー」に比べると、Macに標準インストールされている「iMovie」の方がはるかに使いやすく、かつQuick Time形式でもサクサク編集できるので、デジカメの動画をサッと編集してYouTubeやFacebookにアップロードするような使い方を想定しているのであれば、マックのパソコンで編集することをおすすめします。特にMacBookAirはCPU、メモリー、そしてアクセス速度の速いSSDを採用していることから、動画の編集がとても快適です。
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・MacBook Air 11インチモデル
Apple MacBook Air 1.6GHz Core i5/11.6/2G/64G/802.11n/BT/Thunderbolt MC968J/A
- 出版社/メーカー: アップル
- メディア: Personal Computers
・MacBook Air 13 インチモデル
Apple MacBook Air 1.7GHz Core i5/13.3/4G/128G/802.11n/BT/Thunderbolt MC965J/A
- 出版社/メーカー: アップル
- メディア: Personal Computers
【動画編集関連文献】
無料ソフトでデキる!動画編集スーパーテクニック (100%ムックシリーズ)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2012/02/28
- メディア: ムック
・・・AVCHD形式の動画の取り込み方法も解説あり。
「上手い!」と言われるビデオの作り方【DVD付】 (玄光社MOOK)
- 作者: 内田 一夫
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2011/04/21
- メディア: ムック
映像カメラマンのための構図完全マスター―誰も教えてくれなかった画作りの“秘訣”を解き明かす (玄光社MOOK (93))
- 作者: 益子 広司
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2005/07
- メディア: ムック
無料でできる Windows Live ムービーメーカー ビデオ編集テクニック
- 作者: 尾川 一行
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2010/08/27
- メディア: 大型本
AVCHDビデオを保存・編集して楽しむ本 (INFOREST MOOK)
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- 出版社/メーカー: インフォレスト
- 発売日: 2009/08/31
- メディア: 単行本
【動画撮影可能なデジタルカメラ】
・パナソニック LUMIX DMC-FZ150-K
今回の作例に使用したFZ38の後継機種の最新型。暗所撮影に強く、ハイビジョン動画がLiteではない「AVCHD形式」になりました。
Panasonic デジタルカメラ ルミックス ブラック DMC-FZ150-K
- 出版社/メーカー: パナソニック
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おすすめ レビュー
万年筆のペン先を拡大撮影【USBマイクロスコープ】 [デジカメ]
30万画素、CMOSカメラ。USB経由でパソコンに接続して使います。
HORIC USBマイクロスコープ パールホワイト HUSB-759CAWH
- 出版社/メーカー: ホーリック
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【SDカード 価格比較】32GB SDカードを購入! [SDHC 32GB] [デジカメ]
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【関連記事】 【レビュー】東芝:ハイスペックなSDカードは日本製!
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ハイビジョン動画撮影対応のデジカメ「パナソニック FZ38」を購入してから、動画を頻繁に撮影するようになりました。
このデジカメは動画機能に力を入れていて、動画がとてもきれい。動画撮影中もズームができ、音声もステレオで明瞭に録れるので、これを買ってからハンディカムの出番がめっきり少なくなってしまいました。
2010年8月にFZ38の後継機「FZ-100」が発売されました。FZ38にはなくてFZ100に搭載されている機能として、①可動式のモニター、②動画の編集機能、が便利そうだなぁ~、と感じています。
動画撮影ではメモリーをかなり消費するので、これまで使っていた4GBのSDカードでは容量不足になることが増えてきました。
そこで、容量の大きな32GBのSDカードを探すことに。
以前にくらべると、32GBのSDHCカードは1万円を切るモデルが増えて安くなりました。
注意しなくてはならない点は、ハイビジョン動画撮影のように大容量のデータ転送が必要な機器では、転送レートの高いSDカードを選ぶ必要があること。安いSDカードは転送レートが低いケースが多く、間違って購入してしまうと使えないことがあるので注意が必要。
FZ38では、HDモードの動画撮影を行う場合は「Class 6」以上のSDカード使用が推奨されているので、Class6以上の転送レートのSDHCカードの価格やレビューをネットでチェック。最終的に、アマゾンで購入しました。
SDカードの容量が大きいと、いくら使っても容量不足を気にせずに済むので、とても快適
【購入したSDカード関連の画像】
グリーンハウス SDHCメモリーカード デュアル クラス6 32GB GH-SDHC32G6D
以下、アマゾンの 32GB SDHCカードをピックアップしてみました。2010年12月時点では、最安価格が4000円台まで下がっています。
→2012年2月時点では、最安価格が2500円台になりました。
amazonの検索ではごちゃごちゃといろいろな転送レートの製品が混ざってきて最安値の価格を比較しづらいので、ここでは 32GB の class 6 と class10 のSDHCカードのみ並べてあります。
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【32GB class6】
【32GB class10】 ・・・こちらの方がclass6より転送レートが高いです。
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SDHCカードのアマゾン価格比較 円高により以前より安くなりました
パナソニックFZ38 ISOとノイズの関係をチェック [デジカメ]
パナソニックのTZ-3からFZ38に乗り換えた理由のひとつは、TZ-3では高ISO時のノイズが気になる、ということでした。FZ38ではカメラが自動的に露出を判断してISOを設定しますが、上限のISOを設定できるので、通常は上限をISO400に設定して使っています。
先日、娘のお遊戯会の撮影にFZ38を使いました。
演劇の舞台は暗いので、動きのある被写体のブレを防止するために、ある程度ISOを高くしてシャッター速度を速くする必要があります。
FZ38でISOを高くした場合に、どれぐらいノイズが増えるのか、同じ被写体を撮影して比較してみました。
【Panasonic FZ38 : ISOを変えた画像の比較】
条件:ズーム 35mm換算746mm、手持ち撮影
ISO-1600ではさすがに画像が荒れた印象ですが、ISO-800以下ではあまり気にならないレベルに。高感度撮影の画像処理はTZ-3と比較してかなり進化していると感じます。プライベートで撮影した他の写真でも、ISO-400とは思えない仕上がりでした。
ISO-800 f4.4 1/125
デジカメ買い替え:TZ-3 → FZ38 [デジカメ]
我が家では「育児ブログ」用にパナソニックの高倍率ズームデジカメ(DMC-TZ3)を使っています。 レンズが28mm-280mmの光学10倍ズームで、室内での赤ちゃん撮影から小学生の息子の運動会までこれ一台でこなすことができ、とても便利。
先日、このデジカメを床に落としてしまい、その後たまに日付がリセットされるなど、怪しい症状が出るようになりました。撮影に関しては特に問題ないのですが。。。
最近はデジカメで撮影した動画をYouTubeにアップしてブログに貼り付けることが多くなりました。デジカメの撮影頻度がかなり多いので、同じモデルの最新機種(DMC-TZ-7)を買おうと思い、地元のカメラ屋に行くと、同じくパナソニックから発売されている高倍率ズーム機の「DMC-FZ38」に興味を持ちました。
製品のホームページを調べると、この機種は動画に力を入れている様子。また、TZ-3では不可能だった動画撮影中のズームも可能。普段は画素数を落として撮影しているほどですので、写真の機能はすでに十分。
あえて不満があるとすれば、室内で赤ちゃんを撮影する際に、暗い部屋ではISO感度が高く設定されてしまうために、画像が粗くて色が悪くなってしまう点。FZ38ならレンズが大きめですので、多少は光量アップによるシャッター速度向上が期待されます。
また、手ブレ補正機能が強化されている点も買う決め手になりました。赤ちゃんが動かなければ、以前よりクリヤーな画像になるはずです。
TZ-3はコンパクトである反面、ファインダーがないためにカメラをきっちりホールドできず、望遠モードで手振れを起こしやすいという問題がありました。FZ38ならファインダーがついているので、きっちりカメラを構えることができ、手ブレのリスクが下がります。
そこで、「暗所の撮影能力」と「動画の機能」に期待して、TZ-7ではなくFZ38を買ってみました。
▼カメラの比較
レンズの大きさがひとまわり違います。
FZ38は一眼レフとコンパクト機の中間サイズ。
▼マイク
TZ-3では動画の音声はモノラルでしたが、FZ38ではステレオマイクが付いています。なお、TZ-3の最新モデル「TZ-7」では、FZ38と同じくステレオマイク対応になりました。
動画は2つの撮影モードがあります。
「AVCHD Lite」では容量制限(2GB)を気にせずに長時間動画撮影が可能ですが、自分はそこまで長時間の撮影を行わないので、「Motion JPEG」を選んでいます。
画像再生時に右下の[HD]を押すと、さらに高画質になります。
撮影時に露出補正 -1/3 に設定していたため、少し暗めの画像です。
【TZ-3】 設定:WVGA 848×480画素(30コマ/秒)
【静止画】
福島県いわき市にある『中釜戸のシダレモミジ』を撮影してみました。予想していた以上にクリヤーな画像で、満足しています。
・撮影データ
元画像(12MBモードで撮影)を横幅4000ピクセル→1200ピクセルに縮小。他の画像処理なし。
f4 1/160 ISO-80 露出補正 -0.7 焦点距離49mm(35mm換算:278mm)
・撮影データ
元画像(5MBモードで撮影)を横幅2560ピクセル→1200ピクセルに縮小。他の画像処理なし。
f4 1/160 ISO-80 露出補正 -1.0 焦点距離69mm(35mm換算:387mm)
価格.コムの掲示板に月を撮った写真が出ていたので、チャレンジしてみました。かなり鮮明に撮影できるので、ビックリ!
・撮影データ
元画像(3MBモードで撮影)は2048×1536ピクセルのサイズ。ここから825×670のサイズで切り出し。トリミング以外の加工はしていません。
f4.4 1/250 ISO-80 露出補正 -1.7 焦点距離86mm(35mm換算:949mm)
Panasonic デジタルカメラ LUMIX (ルミックス) FZ38 ブラック DMC-FZ38-K
- 出版社/メーカー: パナソニック
- メディア: エレクトロニクス
Panasonic デジタルカメラ LUMIX (ルミックス) TZ7 シルバー DMC-TZ7-S
- 出版社/メーカー: パナソニック
- メディア: エレクトロニクス