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【鉄道】運転士のサービス!白糸川橋梁をゆく183系「白根」!?(1988年8月) [鉄道関連]

まだ高校生だった頃のこと。

大垣夜行に乗って東京へ戻る途中、根府川で下りて白糸川橋梁でブルートレインを狙うことにしました。

鉄橋下の山道を登って撮影地に到着したところ、蚊の大群に襲われて大変な目に・・・[がく~(落胆した顔)]

この鉄橋の色は薄いグレーだとばかり思っていたのですが、ちょうど塗装を塗り替えて赤色になったばかりだったようです。

朝日を浴びながら上京してくる出雲、瀬戸を撮影してひといきついていると、見慣れない特急電車がやってきました。

あわててカメラを構えると、ファインダーの中で列車のヘッドマークがクルクル動いているのが見えました。

183系踊り子 根府川鉄橋 撮影地 行き方 カメラ アングル 順光

 

01shirane.jpg
 
183系1000番台 「白根」 白糸川橋梁 根府川~真鶴 1988年8月
   
  

後日プリントしてみると、「白根」のヘッドマークになっていたことが判明。おそらく運転士さんの粋なサービスだったのでしょう。本来は上野~万座・鹿沢口を結んでいる「白根」が東海道本線の白糸川橋梁を渡っている、という不思議な写真になりました。

この車両は1987年に中央本線の「あずさ」用に改造されたグレードアップ車両(183系1000番台)でした。どうしてここを走っていたのか理由は分かりません。(夏季臨時の「踊り子号」向けに使われていた列車の回送かもしれませんが、真偽は不明。)