Macbook Airと新型iPadの画面のうつくしさを比較。iPadの方がダントツに高精細で美しいことが分かりました。アイパット・アイパッドとマックブックエア。
2012年に発売された新型iPad(第三世代)は、高精細な「Retinaディスプレイ」を搭載し、美しい画面や細かい文字まではっきり読み取れることが評判となっています。
2012年6月12日には、ついにノートPCにRetinaディスプレイ(15インチ)を搭載した「Macbook Pro Retina」が登場しました。さらに、10月にはRetinaデイスプレイを搭載した13インチモデルも発売されています。画面は15.4型ディスプレイ(Retinaディスプレイ) 2880×1800ピクセル(220ppi) 13インチモデルは2560×1600ピクセル(227ppi)モデルMD212J/A MD213J/A
参考までに、アップル製品のディスプレイの解像度は以下の通り。
ppiの数字が大きい画面ほど、解像度が高いことを示しています。
・iPad(第三世代) 264ppi dpi 2048×1536ピクセル(9.7インチ)
・iPad2、初代 132ppi dpi 1024×768ピクセル (9.7インチ)
・iPad mini 163ppi 1024×768ピクセル(7.9インチ)
・iPhone4S 326ppi dpi 960×640ピクセル (3.5インチ)
・Macbook Pro Retina(15)220ppi 2880×1800ピクセル(15.4インチ)
・Macbook Pro Retina(13)227ppi 2560×1600ピクセル(13.3インチ)
・Macbook Air11’ 135ppi dpi 1366×768ピクセル (11.6インチ)
・Macbook Air13’ 128ppi 1440×900ピクセル (13インチ)
ここで紹介する新型iPadが264ppi、マックブックエア13インチモデルが128ppiですので、新型iPadの方がほぼ2倍細かい液晶となっています。
ノートPC同士で比較すると、Macbook Pro Retinaは220ppiとiPadに近いディスプレイの解像度であることから、仮にMacbook Airの液晶がこれと同じ解像度のタイプに変更されたならば、かなりインパクトが強くなることが予想されます。
新型iPad(第3世代)の画面の実力を MacbookAir13インチモデル と比較してみました。新iPadのレビュー。レテナディスプレイ レディナ液晶 レジナ液晶 レキナ液晶 レキナディスプレイ 網膜ディスプレイ 網膜液晶
Macbook Air13インチモデルと新型iPadの比較。
13インチモデルの方が一回り大きいですが、11インチモデルと比べたならば、もっと差が小さくなります。まっくぶっくぷろ マックブックプロ マックブック・プロ レティナ れてぃな れちな
レティナディプレイの意味は?retinaディスプレイの意味とは?
液晶画面の比較。iPadのRetinaディスプレイは本当に美しい!
実際に画面を見ると、かなりインパクトがあります。
Macbook Airと新型iPadの液晶画面の画素の精度を比較してみました。 2012年3月16日に発売された新型iPadは、高精細な「Retinaディスプレイ」を採用し、新聞のような小さな文字でも潰れずにクッキリと表示される美しい液晶が特徴。前モデルの第2世代iPadと比較して液晶の解像度が2倍に高まったところがポイント。新型iPad(第3世代)のRetinaディスプレイの解像度は2,048×1,536ピクセル。
実寸値の目安とするため、透明定規と一緒に画面を撮影。
文字部分を拡大して比較してみました。
解像度 264ppi
解像度 128ppi
Macbook Airの液晶の写真。初代は台湾AU Optronics Corp.製、その後はLG Display製の液晶パネルを採用。安価なTN方式の液晶。視野角が狭い点が欠点。
どちらも横方向に9mm幅の画面。
「ブ」の濁点を見れば分かるように、解像度の差は一目瞭然!!
アップル Mac(Apple)には、Macbook Airに接続して利用できる大型液晶ディスプレイ「Thunderbolt Display」があります。このディスプレイはIPS(In-Plane Switching)式液晶で、視野角が広く(178°)、色の一貫性に優れた鮮やかな液晶が特徴。
<スマートフォンのディスプレイ>スマートフォンは顔に近づけて液晶を見ることから、解像度が高く視野角が広いディスプレイが採用される傾向があります。人気のソニー・エリクソン製「Xperia」では、モバイルブラビアエンジン(コントラスト向上技術と輪郭強調技術およびノイズリダクション技術が向上)により色彩が鮮やかで深みのある画面を実現。
◎スマートフォンの液晶と比較!
この数字(
342ppi)は、
iPhone4S(
326ppi)よりも高解像度。 新型iPad(
264ppi)と比較して、かなり解像度が高くなっています。
Xperia acro HD SO-02および−03では、720×1280ドットの4.3型HD液晶ディスプレイ(TFT液晶)を採用。Reality displayと称しています。携帯電話機能として、防水対応、赤外線通信、おサイフケータイ、デザリング、ワンセグなど機能が盛りだくさん。 スマートフォンの液晶の種類:WXGA,WUGA,QHD,HD,WSVGA
Macbook Airの液晶が貧相に見えてしまいますね・・・
Androidスマートフォンの液晶は解像度が高いことから、顔を画面に近づけてみても小さい文字が見やすく、フルワイドVGAに比べて一度に多くの情報を閲覧可能。
◎ 顔から液晶画面までの距離による影響
iPadとMacbook Airの液晶の解像度を単純に比較すると、上の写真のように圧倒的にiPadの方が高精細であることが分かります。
しかし、画面のきれいさは解像度だけでは決まりません。実は、デバイスによって顔(目玉)から液晶画面までの距離が違うことを考慮しなくてはなりません。
試しに「iPhone4S」と「iPad」と「Macbook Air」を使うことを想定して、液晶画面から顔までの距離を測定してみると、自分の場合は以下のようになりました。
・iPhone4S 20cm
・新型iPad 30cm
・Macbook Air 70cm ・・・iPadより2.3倍離れた距離
見た目で同じ大きさとなる字を表示する場合、液晶画面までの距離が近いほど、より小さい字で表示することになります。
例えば、Macbook Airのようなノートパソコンを使うのであれば、20cmまで顔を近づけて使うのは不自然です。
アップルがiPhone4Sで高精細なRetinaディスプレイを採用した理由は、ユーザーが液晶と顔との距離が近い状態で常に使用することを見越して、小さなディスプレイで小さな字をクッキリ表示させるためと考えられます。
この点について、液晶画面のピクセル数に関して、距離を考慮した換算値で検証してみました。
iPhone4Sは 326ppi の解像度です。
この解像度と、液晶から顔からの距離(20cm)を基準にして、液晶から顔までの距離に比例して解像度が増える(例:距離が2倍になれば、解像度は2倍になる)と仮定して計算すると、次のようになります。
・iPhone4S 326ppi
・新型iPad 264ppi ×(30cm/20cm)= 396ppi
・Macbook Air 13’ 128dpi ×(70cm/20cm)= 448dpi
どのディスプレイもiPhone4Sの解像度より大きな数字となりました。
新型iPadが発売される前の第2世代のiPadは解像度が半分だったので、上記の換算値がおよそ 200ppi となります。これではiPhone4Sの 326ppi とくらべて解像度がかなり見劣りします。
第2世代のiPadを見て、画面のフォントが読みにくいと敬遠していたユーザーがいた理由はここにあると考えられます。
◎ Macbook Airのフォントを大きくして解像度を比較すると・・・
参考までに、新型iPadとMacbook Air13インチモデルの解像度について、顔から画面までの距離を考慮して解像度を変えた写真を撮ってみました。
iPadよりもMacbook Airの方が画面までの距離が 70cm/30cm=2.3倍 離れた状態で使用することになると先ほど説明したので、この数字に基づいて視覚上同じ大きさの文字を表示したシチュエーションを再現するために、Macbook Airの文字を2.3倍拡大した画面と新型アイパッドの画面を比較することに。
定規を当てて撮影中のMacbook Airの液晶画面。
新しいiPadは小さくても文字がつぶれずに表示される。老眼では小さい文字を読むのがつらいので、結局文章を読む時は画面表示を拡大することになる。もし画面表示を常に大きくして利用するミドルエイジのユーザーであれば、第二世代のiPadの前モデルを購入するのも手。新型iPad発売により、価格が大幅に安くなっている。
新型iPadは高精細なレティナディプレイの採用で、液晶の細かい文字がとても読みやすくなりました。老眼で目がショボショボする世代に特におすすめかも。実家の両親へパソコンの代わりにプレゼントするのも手です。
iPadとMacbook Airの液晶画面の比較
(クリックすると拡大します)
iPadとMacbook Airとのフォントのギザギザ感の違いが小さくなりました。
実際に使用するシチュエーションを想定した液晶画面までの距離を加味して解像度を比較すると、それほど大きな違いはありません。
◎ iPadの液晶は解像度だけでは語れない美しさがある!
ここまでは「解像度」に焦点を絞って液晶画面を比較してきました。
液晶の美しさを比較する場合に気をつけて欲しいポイントは、液晶の美しさは「解像度」だけで決まるのではなく、視野角の広さ、彩度やコントラストの高さ、画面の明るさ、黒の濃さなど、さまざまな要素があるということ。
新型iPadは、Macbook Airの画面と比較して、視野角の広さや彩度の深みに違いがあり、iPadの方が優れています。そこが新型iPadの液晶の美しさの理由だと思います。
手持ちのMacbook Air 13インチモデル(2011年7月発売バージョン)はかなりのお気に入りですが、それでも新型iPadの画面を見てしまうと、Macbook Airの画面は若干見劣りすることは認めざるを得ません
Macbook Airの画面はiPadと比較して、
「彩度に劣り、色が若干濁った印象」
「フォントのエッジが少し滲んでいるように見える」
「視野角が狭く、明瞭に見える範囲が狭い」
といった点が気になります。
この違いが生じる理由を詳しく調べてみると、液晶のタイプが異なることがわかりました。
・Macbook Air:視野角が狭いが安価に入手できるTN(twisted nematic )方式の液晶ディスプレイ
・新iPad:価格が高いものの、視野角が広いIPS(in-place switching)方式の液晶ディスプレイ Retinaディスプレイ
Macbook Airの欠点は液晶の品質。一般的なパソコンと比較して解像度が高い(=単位長さ当たりの画素数が多い)ところは魅力的なのですが、新型iPadの画面のうつくしさを知ってしまうと、「Macbook Airの液晶もこの品質に変えて欲しい!」と思ってしまいますね。
次世代のMacbook Airではこの課題を克服するべく、「液晶の品質向上」を前面に押し出した新モデルが登場するのでは・・・と予想しています。
2012年6月には、Retinaディスプレイを採用したMacbook Proが登場しているので、次はMacbook AirにもRetinaディスプレイが・・・という期待は高まりますね。
もしIPS液晶を採用したMacbook Airの新モデルが発売されたら、絶対に買い換えますよ〜
<2012年10月27日 追記>
13インチのRetinaデイスプレイを採用した
Macbook Proが発売されました。ほぼ同一スペックのMacbook Airと比較すると4万円弱高いモデルとなっています。どちらを買うか、迷うところですね〜
Macbook Air2012年モデルの予想 スペック HDD SSDの容量アップ CPUの性能向上 電池容量アップ 液晶画質向上 iPhone4Sや新iPadと同じく、retinaディスプレイを採用か?
液晶パネルを高精細化していくと、バックライトのLECが発する光の利用効率が必然的に下がり、画面全体の明るさが落ちる。それを補うために、新iPadではiPad 2と比較してバックライト用のLEDの数が片面のみ36個→両面各42個(計84個)へと2倍以上の数に増強されている。
Macbook Airとipadはどちらが使いやすいのか? ◆ 使いやすさで言えば、iPadの方が手軽に使えるので、パソコンが苦手な年配の方にはとてもおすすめだと思います。いちど使い方を覚えてしまえば、けっこう使いこなせるもの。 画面表示を大きくすれば老眼でも対応できるところも魅力!!
◎ 新iPadとMacbook Air:どちらが買いか?
新型iPadとMacbook Airはどちらも魅力的な商品。どちらを買うか、迷ってしまう方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、「新iPadはウェブやメールを外出先やリビングで頻繁に利用する、アプリでゲームしたい」といったユーザーに向いています。
これに加えて、「写真や動画の編集」「ワードやエクセル、パワーポイントによるパソコン作業もやりたい」といったクリエイティブなことを行うのであれば、Macbook Airでないと厳しいです。
自分の場合は、写真や動画の編集、ブログのアップがメインの目的なので、Macbook Airでないと使い物になりません。。。
iPadに最適な携帯キーボードの写真。Macbook Airとの比較。
Macbook Air(13インチ)と新iPad&キーボードとの比較
もしiPadを使う用途でメールやSNSの閲覧の他にブログの書き込みや記事録の作成といったテキスト作成がメインなら、Bluetoothのキーボードとの組み合わせがベスト。
長時間、文字をタイピングしたい時はキーボードがないと苦しいです。
Macbook Air11インチとサイズを比較をしたら、いい勝負になるかも。。。iPadに適したネットの使い方は、メールのチェック、youtubeでのビデオ視聴、ネットでの調べ物やショッピング、電子書籍の読書など。特に読書に関しては、解像度の上がったレティナ液晶で前モデルとの差を実感できる。パソコンと違ってボタンを押すと瞬間的に起動するので、サッと使えるところが魅力。画面がキレイな理由は、「画面が明るい」「色がきれい」「視野角が広い」の3つ。
Reudoの折りたたみ式キーボード。
開いたところ。単四電池2本で作動。
新iPadとiPad2の仕様を比較。いちばん大きな違いは「Retinaディスプレイ」の採用で鮮やかになった液晶画面。解像度が高くなったので、小さな字でもクッキリ見えるようになりました。この液晶画面を実現するために、バックライトのLED個数を大幅に増強(36個→84個)、画面表示に要するピクセル数が4倍になったことに対応して、CPU(プロセッサー)を増強(A5Xチップの採用)。使用時間が10時間と前モデルから変わらないのに、電池容量は25Wh(3.8V,6580mAh)から45Wh(3.7V 11560mAh)へと倍近く増えています。
<参照文献・サイト>
・ 「画面くっきりの“裏”を探る」(日経ビジネス2012年4月23日号) P.78
・ 新iPad分解(日経エレクトロニクス2012年4月16日号)
・ 新型Macbook Airを分解(日経エレクトロニクス 2010年12月23日号) P.86
Retinaディスプレイ搭載のMacbook Proの特徴:標準のMacBook Proと比べ、コントラスト比が約29%高く、さらに光の映り込みを従来比の約75%に抑えたという。視野角の広いIPSパネルの採用で、斜めから見ても自然な色調やコントラストが維持できる。 CPUは最上位のプロセッサを搭載し、グラフィックスも大幅に向上。
<Amazon>
iPad アップルストアと通販との価格を比較。どちらが安い?
・Apple 第3世代 iPad
・・・
・・・・
・Bluetoothキーボード
・・・
・Macbook Air(2011年7月発売モデル)
・11インチモデル ・13インチモデル
・・・・・・
iPadを
・Macbook Air<2012年6月発売>
・11インチモデル
・・・・・・
・13インチモデル
・・・・・・ 購入するのであれば、合わせてスマートカバーも入手することをおすすめしたいと思います。本体を保護するだけでなく、液晶保護、クリーナー、持ち手、台座の機能もあり、iPadがより使いやすくなります。
Macbook AirとiPadのOSの違い:MacOSかiOSかの違いがある。基本的にiPadをMacbook Airと同じようにアップルのパソコンとして使うことはできない。ただし写真や動画の編集の目的であれば、iPhotoやiMovieによる編集が可能。強力なCPUを搭載しているので、iMovieでのタイトルやトランジションの追加といった動画処理でももたつかずになめらか。ゲームの動作もスムーズでストレスを感じさせない仕上がり。
ディスプレイ関連用語:液晶ディスプレイ プラズマディスプレイ 有機ELディスプレイ ブラウン管 高輝度化 高色純度化 高精細 セル カラーフィルター RGB(赤緑青)バックライト LED 蛍光管 反射板 光拡散フィルター 偏光パネル 液晶分子 擦り傷(ラビング) 配向 ネマティック液晶 応答特性 ITO電極