『北斗星』が走り始めた頃(1988年3月)・北斗星 下り1番列車 札幌行き [鉄道関連]
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青函トンネルが開通した1988年3月13日、上野~札幌間を結ぶ寝台特急『北斗星』がデビュー。
当時は蓮田に住んでいたので、定番の東大宮~蓮田間の有名撮影地にでかけるべきところです。しかし、当時から人がたくさん集まるところはすぐに叫び声をあげる変な鉄道マニアが結集していていやだなぁ・・・と思っていたので、マニアが少なそうな白岡~新白岡間の陸橋から狙うことに。
ここにもちらほらカメラマンがいましたが、場所取りに苦労することはありませんでした。
日没が近い時間帯なので、ISO400のフィルムを装填し、f値の明るい50mmのレンズを選んで列車を待ちました。
下り札幌行きの一番列車は、スーパーエクスプレスレインボー塗装のEF81 95号機!
よくみると、連結器や手すりがお召し列車のように銀色に塗装されています。
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『北斗星1号』札幌行 下り一番列車
1988年3月13日 東北本線 白岡~新白岡
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日没近くだったので、「早く来てくれ〜」と念じながら待っていました。
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当時走っていたEF81の中では、この95号機とお召し仕様の81号機が「当たりガマ」でした。81号機はきれいな写真がなかったので、81号機が写っている記念切符を紹介しておきます。
JR1周年記念入場券 大宮駅 1988年4月1日
最近の北斗星牽引機は番号が80~90番台のものが使われているようですが、1988年頃の牽引機はもっと若い番号のものも見られます。その後、ほどなくしてEF81の塗装はローズピンクから赤色に変更され、さらに流星マークがつきました。手元に残っている写真はローズピンクのものが多いので、1988年に撮影したものです。
「北斗星」 EF81 16号機(2004年廃車)牽引 1988年6月頃?
東北本線 白岡~新白岡
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「北斗星」 EF81 12号機(2000年廃車)牽引 1988年7月
東北本線 蓮田~東大宮
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「北斗星」 EF81 88号機(2011年廃車)牽引 1988年夏
東北本線 白岡~新白岡
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流星マークつきのEF81の写真もありました。
1988年11月頃には北斗星の牽引機が「星ガマ」と呼ばれる流星マーク付きの塗装機に変更されたので、ローズピンクのEF81が牽引する北斗星は、初年度の3月〜11月の8ヶ月ほどしか見られなかったことになります。
「北斗星」 EF81 83号機牽引
東北本線 東大宮~蓮田
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20年以上北斗星を牽引してきたEF81ですが、まもなく新型のEF510 500番台に置き換わるようです。長いあいだ、おつかれさまでした!
<おまけ>
田端で偶然見かけた豪華な重連。
2006年1月7日 田端機関区
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北斗星 運転初日の写真が掲載されているサイト
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青函連絡船が廃止 青函トンネルが開通
2010-04-03 17:45
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