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【写真】福島第一原子力発電所 放射性物質漏れ事故の賠償金請求書 [福島原発事故関連]

 

 福島県南相馬市に住む妻の両親の家を訪ねた際に、東京電力から送られてきた賠償金請求書を見せてもらいました。

 

一回目の請求書はあまりにも煩雑で記入が難しいだけでなく、最後に「今後は一切の異議を申し立てない」という文言が入っていたということで問題になりました。

 

ここで掲載するものは、それを受けて改訂された賠償金請求書です。

 

 

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東京電力社長からのご挨拶
  
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封筒に入っていた請求書類
  
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 賠償金 ご請求書 各種証明書類 記入例 賠償金ご請求の解説
  
  
 
 
 
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委任書(重要事項のご確認)
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代表者と委任者の住所氏名、生年月日、署名を記載。
  
 弊社福島第1・第二原子力発電所の事故により、皆様に大変なご迷惑とご心配をおかけしていることを、改めて心よりお詫び申し上げます。本ガイドは、ご請求に必要な項目を簡単にご確認いただけるよう作成しました。 請求書本体へのご記入は、弊社社員がしっかりとご説明、お手伝いをさせていただきますので、お電話いただく前に次ページ以降についてご準備いただいたうえで、下記お問い合わせ先までご連絡いただきますようお願いいたします。
 
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ご請求簡単ガイド(個人さま用)
  
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お問い合わせ先 東京電力株式会社 福島原子力補償相談室
電話 0120−926−404 受付 9:00〜21:00
質問事項 これまで避難していた場所 避難先 一次立ち入りの有無 避難時の病院の受診状況 3月11日時点での就労状況 職業 就職先 就職見込 
 
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原発事故後の状況調査。避難先、就職状況、放射線検査や健康診断など。
 
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避難生活等による精神的損害の請求書
 
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 震災直後の居住地域や状況によって請求額が決められています。
  
  
 
 
 
 

原発事故に対する補償金請求書類
  
<関連サイト>
  
 
 
「親身・親切な賠償のための5つのお約束」
一 迅速な賠償のお支払い
今後は、工程管理の徹底を行い、以下の目安に従って、迅速・適切にお支払い。
-請求書類等の到着から3週間以内を目途に必要書類の確認を終了
-合意書を御返送後1~2週間を目途にお支払い
二 きめ細やかな賠償のお支払い 特に資金繰りの厳しい個人事業者の方々に対し、1回目の賠償のお支払いを速やかに実施した上で、御事情と必要性を踏まえ、休業損害についての概算による賠償等を迅速・適切に実施。賠償額が少額の方々に対しては、東電から請求漏れがないかどうかを確認。
三 和解仲介案の尊重 被害者の方々の立場に立ち、紛争処理の迅速化に積極的に貢献するため、原子力損害賠償紛争審査会において提示される和解案については、東電として、これを尊重。
四 親切な書類手続き 10月12日に発送した「ご請求簡単ガイド」を用いて請求書御記入のサポートを実施。請求書そのものの簡素化や、わかりやすさの徹底等、抜本的に改善。被害者の方々の御意見・御要望を踏まえ、11月中に見直しの内容を確定し、2回目の御請求より実行に移す。 五 誠実な御要望への対応
被害者の方々から寄せられた、賠償に関する主な御要望や御質問を定期的にとりまとめ、東電としての対応や考え方(本賠償についてよく頂く御質問等)をホームページで公開。御要望や御質問を踏まえた改善策については、すべての関係部署にもれなく展開し、直ちに実行に移すとともに、実施状況の確認を徹底。