電気ポット・電気ケトルの通販ランキング ▼ T-fal(ティファール)、タイガー、象印、ラッセルホブス(ラッセルホブズ) ▼ 大きい電気ポットと小型ですぐに沸く電気ケトルはどちらがお得で使いやすいか?
電気ケトルの選び方 選ぶときのポイント 見極める方法
我が家の電気ポットが壊れたので、人気の電気ケトルに買い換え。
当初はティファールのステンレスタイプを考えていました。
ところが、お店で手にとってじっくり比較してみたところ、
・倒れてもお湯がこぼれない設計(我が家の子どもが小さいため)
・給湯口がオープンになっていない(ホコリが入らない)
を満足する製品がいい、という結論に。
その結果、国産メーカー(Zojirushi)の「CK-FS10-WB」を購入。 象印マホービン タイガーと象印の比較。
左は3Lの電気ポット。右は1Lの電気ケトル。
ティファールに比べると、オーソドックスなデザイン。
保温性とコンパクトさを両立させるのであれば、円筒型が一番優れているのでこの形に落ち着くのだと思います。
◎ ポットの容量は何Lがいいか?
購入時に迷ったポイントは、ポットの容量。
ポットの容量が小さいと安いし、1Lのタイプだとちょっと高くなります。
売れ筋は0.6Lの小型タイプで、これだと4000円前後の価格帯。一人暮らしであればこの容量でもかまわないのですが、夫婦で毎朝コーヒーを飲む我が家では、0.6Lだとお湯の量がギリギリになりますので、もう少し余裕のある1.0Lタイプを選びました。
実際に使い始めてみると、大きいものを選んで正解!
お客さんが来た時に重宝します。
◎ 電気ケトルの設計思想の違い
海外製の電気ケトルは、デザインに力を入れています。
一方、日本製の電気ケトルは日本独自の安全性の規格を満たす必要があることから、ポットの蓋が簡単に開かない、倒してもお湯がこぼれない、といった配慮がなされています。
今回選んだ象印の電気ケトルは、「早く沸かす」だけでなく、「カルキ飛ばし」や「1時間保温」、さらに「レバーによる湯量調整」など、実際に利用するシチュエーションに合わせた細かい配慮がなされていて、使いやすい設計だと感じます。
さすが、かゆいところに手が届く日本製ですね〜
ちょっとだけ保温したい時に便利な、「1時間あったか保温」お湯を沸かす際に選択できます。塩素のカルキ臭を除去するために、沸かす時間を1分半延長する「カルキとばしコース」も沸騰ボタンを押した時に選べます。(ボタンを長押し)
容器の箱にある機能紹介。
フッ素樹脂コーティングした内側容器。蓋が広くて内部が洗いやすいです。
レバー式給湯だから、押し加減で湯量調節が可能。
6つの「気配り安全設計」 マイコン沸とう検知センサー 自動給湯ロック マイコン空焚き防止センサー 転倒湯もれ帽子 マイコン自動電源OFFオフ 熱くなりにくい本体設計
「1時間あったか保温」機能があるので、多めに沸かしておいて朝の食事の時に少しずつ各人が使うというスタイルでもお湯がさめないところが便利。
取っ手にある「沸かす」ボタン。
これを押すとお湯が沸きます。
湧いた際には、メヌエットのメロディーか、「ピー」の短いお知らせ音のどちらかを選べます。湧いた時のゴボゴボ音がティファールと比べて小さいので、音が鳴ってくれると助かります。
蓋は両側を挟んで抜くタイプ。
湯量調節レバー。
タイガーと象印で同じ形の電気ケトルがあり、タイガーの方が安いのですが、この湯量調節レバーが使いやすそうだったので、象印に決めました。(タイガーはボタンを押すタイプ)
電気ケトルは結婚式の引出物のカタログの定番商品でもあります。T-falはプラスチック製のものの場合、中の水位が見えるというメリットがあるものの、プラスチック部の隙間から経年劣化で水漏れするという事例も。
蓋の内側。ゴムパッキンあり。
電気ケトルではプラスチック臭を気にされる方が多いようですが、内張りがステンレスのタイプではこれを気にする必要はありません。
ただし、蓋にはゴムやプラスティックが使われているので、使用開始当初は若干臭いがあります。(1週間も使っていると気にならなくなりました)
給湯部分。(蓋を乗せた状態)
レバーを押していない時は給湯口が塞がれているので、熱気が逃げず、保温性に優れています。T-falのように、ちょっと放ったらかしにしておいたら、すぐに冷めてしまってまた沸かし直し・・・ということがありません。保温性に関しては、これまでの象印が培ったノウハウを投入している印象。
見やすい水位線。内側はフッ素コーティングのステンレス製。
ポット下部の端子。
ポット台の裏側。コードは巻きとることで長さ調整可能。
ポット台側の端子。感電防止のため密封されています。
ポットを乗せた際には安全カバーが押し下げられて端子が接続されます。
(コンセントを外した状態で撮影)
ポットの仕様。1300Wタイプ。
現在発売されている電気ケトルはたいてい1200〜1300Wの出力ですので、お湯が沸くまでの温度にはポット間の差は小さいと思われます。
【お湯が沸くまでの時間】
・ カップ1杯(140ml) 約65秒
・ 満水(800ml) 約4分
・ 満水(1000ml) 約5分
この機種は、Ck-fe10→CK-EA10-SA→CK-FS10-WBと進化しています。前モデルでは「沸かす」ボタンが本体側にあり、さらに保温機能がありませんでした。最新モデルではこの点が改良されており、使いやすくなっています。
さっそく台所で活躍中!
コーヒー お茶 ミルク
美味しいコーヒーの淹れ方:粉全体にお湯が行き渡るようにサッと粉にお湯を浸したら、そのまま1分ぐらい待ちます。すると、泡が出てくると同時に、粉全体が膨らみます。(蒸らし)蒸らしが終わったら、中心部分に「の」の字を描くようにゆっくりとお湯を注ぎます。周辺部分の粉の盛り上がりが崩れないよう、中心部分にのみ、細いお湯の筋をなるべく粉面に近いところから入れるのがポイント。粉に近いところからお湯を注ぐことで、空気の混入を防ぎます。
電気ケトルでドリップ式のコーヒーをいれているところ。
我が家では毎朝コーヒーをエルフォのゴールドフィルターを使っていれています。
このポットは湯量調節できるので、上の動画のように、弱くレバーを押してチョロチョロとお湯が入るようにしています。
【電気ポット・電気ケトルの選び方】最近はお店で電気ポット(電気ケトル)を目にすることが多くなりました。▼従来はホテルの客室で使われていたぐらいでしたが、最近ではティファール(T-fal)のポットが大量に売られるようになり、さらに自宅での電気ポットに対するニーズの変化(お茶やコーヒーを飲む機会が減って常に大量のお湯がなくてもよくなった、節電のために保温が不要なポットを求めるようになった)に伴って輸入商社のみならず国産メーカーの象印やタイガーもこの分野に力を入れています。▼輸入品の電気ケトルは安全性の問題があり、日本製のものは「ポットを倒してもお湯がこぼれない」「容器の外側が熱くならない」といった工夫がなされている商品が多く、これが海外製品との違いにつながっています。
<関連サイト>
・ やかん・電気ケトル(Wikipedia)
・ 電気ケトル(T-fal)ティファール カタログ
・ そこが知りたい家電の新技術 象印(家電Watch)
・ 電気ケトル┃商品情報(象印)
・ 電気ケトル(タイガー魔法瓶)
・ ラッセルホブス 製品一覧(ラッセルホブス)
アマゾンで人気の電気ケトルは?ティファール・アプレシア、タイガー、象印など。
<Amazon>
<比較検討した機種>
ティファールは注ぐ時にお湯が注ぎ口からたれてきて、そのままシンクに置くと水浸しになる事例があることから、お
→「コーヒーを淹れること」にコンセプトを置いたモデル。手差しドリップに適した注ぎ口を採用。
湯のキレが悪い点が減点対象に。
タイガー 電気ケトル PFY-A 1300W 1Lの国産電気ケトルの標準タイプ
→子どもが大きくてやけどや転倒の心配がなく、コーヒーのドリップ専用の電気ケトルを探しているのであれば、こちらを選んでいたかも。
ラッセルホブスの電気ケトルはステンレス製で、ステンレスのケースが熱くなるため、ちょっと扱いづらい点が欠点。保温が効かないところも減点対象となりました。ただし、コーヒーのドリップ用であればこの形状がベストですね。
T-fal(ティファール)の安い電気ポットは3000円以下で売られている商品もありますが、容器がプラスチックである(プラスティック臭が使い始めた段階で残りやすい)、注ぎ口が大きく開いている、蓋が取れないので容器内部が洗いにくい、小さい子どもが倒してしまうとお湯が漏れて危険、といったデメリットがあります。▼お湯が沸くまでの時間は、国産品・海外製品を問わず機器仕様が1200~1300Wのものがほとんどですので、大きな違いはないと考えられます。▼我が家では3歳の子どもがいるので、万が一の事故のことを考えて国産の製品を中心に電気ポットをチェックしました。