SSブログ

【 プラチナ #3776 ①】 この一本を使い続けて25年... [万年筆]

中学生の頃からプラチナの万年筆を使い続けて25年になります。

ペンの名は『プラチナ #3776』。

今も仕事やプライベートのメモ書きに使っています。毎日平均1時間ぐらいは仕事のアイデア出しやノート作成など、何かしら書いているほどのヘビーユーザーですので、「こんなに酷使してもよくぞここまで耐えられるなぁ」とつくづく感心してしまいます。



 

10#3776front2_800.jpg

この万年筆はペン先の書き味が自分の書き癖にマッチして、ストレスなくスーッと線が引けます。 自分はペンを寝せて、力をいれずに軽く紙の上を滑らせるような書き方なのですが、ペンを動かせばインクが「スッ」と出て、ペンを止めるとキレがよくインクが止まります。

5年ほど前にインクがかすれるようになり、非常にストレスを感じるようになりました。

そこで、自分のペンの書き癖を説明し、さらにインクフローの希望(インクがスッと出て、ペン先を止めるとインクがキレよく止まること、インクがヌラヌラと出すぎないようにして欲しい、等)をリクエストして「中屋万年筆」へペン先とインクフローの調整に出したところ、リクエストした通りのすばらしい書き味になって戻ってきました。(現在はここの万年筆の購入者しか受け付けていないのが残念・・・)

職人の技術力には驚きです!

 

ペン先の方は相変わらず絶好調なのですが、最近になってボディの方がいささかくたびれてきました。そこで、買い替えを検討すべくこのペンについていろいろとネットで調べてみたところ、「梅田晴夫」という方が「The 万年筆」と銘打って、究極の万年筆を目指して設計したペンであることが分かり、がぜん興味が湧いてきました。

調べていくうちにだんだんおもしろくなってきたので、ブログの形で残してみることにしました。

少しでも万年筆を使う喜びが伝われば幸いです。 

(2009/8/23 記)

 

 

 

 


 



共通テーマ:趣味・カルチャー